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Cloudpaging AI のご紹介【トゥモロー・ネット テックブログ】

Cloudpaging AI でアプリケーションパッケージングの未来が到来

長年にわたり、ITチームはアプリケーションのパッケージ化の複雑さと時間のかかる作業に悩まされてきました。膨大な手作業とレガシーな技術は、従業員のダウンタイム、セキュリティリスク、そしてITコストの増大を引き起こします。

人工知能(AI)が IT運用にどのような変革をもたらしているかについては、多くの議論がなされてきました。
そうした中で、いよいよCloudpaging AI(英語)がアプリケーションのパッケージ化とコンテナ管理の未来を切り開きます。

Cloudpaging AI をご紹介

クリック、コンテナ化、デプロイの3ステップ

Cloudpaging AIをご紹介できることを大変嬉しく思います。これは、Cloudpagerに組み込まれたAIサービスで、既存のお客様には追加料金なしでご利用いただけます。

Google Chrome、Java、Microsoft PowerBI Desktop、Microsoft SQL Management Studio、 TeamViewer、7-Zipといったビジネスに不可欠な既成のアプリケーションを、たったの3クリックでコンテナ化できるようになりました。

アプリケーションコンテナ化の力を、事前のパッケージングの経験や手動のスクリプト作成、アプリケーションの専門知識がなくても活用できます。

Cloudpaging AI がIT 部門にもたらすもの

Windows 11/VDI/DaaS への移行を加速

アプリケーションをCloudpagingコンテナとしてパッケージ化することで、最新の物理/仮想 Windowsデスクトップ環境へ柔軟にリフト&シフトできます。

Cloudpaging AIを使えば、数分のうちに数百のアプリケーションコンテナをすぐに活用できる状態にできます。

アプリケーションのパッケージングと管理を効率化

アプリケーション資産のコンテナ化にかかる時間は、従来の「数日」から「数時間」へと大幅に短縮されました。

Cloudpaging AIは、選択した複数のアプリケーションを同時にパッケージ化できるため、パッケージング作業をバックグラウンドで実行している間、より重要なIT業務に集中できます。

また、各アプリケーションコンテナは自動的に作成されるため、社内の変更管理プロセスに対応するために、管理者がパッケージング工程で行った手動作業を一つひとつ記録する必要もなくなります。

IT を、もっと身近なものに

Cloudpaging AIにより、スクリプトの専門知識や高度なパッケージング経験がなくても、コンテナ化のメリットを活用できます。

ポイント&クリックのシンプルなインターフェースで、経験年数を問わずIT担当者が Cloudpagingアプリケーションコンテナを作成し、任意のWindowsデスクトップへ展開できます。

さらに、AIパッケージングは 24 時間 365 日利用可能。
いつでも、必要なタイミングで新しいCloudpagingコンテナを作成できます。

Cloudpaging AI の仕組み

Cloudpaging AI は、25 年以上にわたりWindows 技術に携わってきたチームの知見をもとに開発されており、アプリケーションをCloudpagingコンテナへオンデマンドでパッケージ化するプロセスをインテリジェントに自動化します。

独自の大規模言語モデルには、パッケージ全体に共通して適用すべき設定情報から、ファイル単位の詳細な情報に至るまで、きめ細かなアプリケーション情報が組み込まれています。

新しいアプリケーションコンテナをリクエストすると、サービスはMicrosoft WinGetから最新のアプリケーションインストールメディアを取得し、固有のCloudpagingコンテナとして自動的にパッケージ化します。

パッケージ化するアプリケーションを選択すると、Cloudpaging AIがそのアプリケーションに最適なパッケージングのベストプラクティスを判断します。

具体的には、パッケージに含める(または含めない)べきアプリケーションコンポーネントの選定、各コンポーネントに適したディスポジションレイヤーの割り当て、アプリケーションを正しく起動させるために必要な設定までを自動で行います。

たとえば、Cloudpaging AIはCloudpager Storefrontからアプリケーションを起動するために必要なコマンドライン設定を特定できます。

また、プリンタードライバーを検出し、適切なディスポジションレイヤーに割り当てることで、アプリケーションが引き続きプリンターを利用できるようにします。

もちろん、Cloudpagingコンテナから自動更新用の検出メカニズムを除外するといった、基本的なパッケージング作業にも対応しています。

あらゆる物理/仮想 Windows デスクトップへ、数秒で展開

Cloudpaging AIでパッケージ化されたアプリケーションは、公開から展開までを数秒で完了できます。
動画(英語)からも分かるとおり、この機能の特長は、管理者による入力作業が最小限で済む点にあります。

パッケージ化したいアプリケーションを選択した後、名前、バージョン、発行元、説明といったアプリケーション情報を編集することで、自社の運用標準に合わせた調整が可能です。

管理者が「公開」をクリックすれば、あとは AI が処理を実行。完了後は、StorefrontやWorkpodを通じて従業員に割り当てることができます。

Cloudpaging AI が切り拓く、アプリケーション仮想化の未来

この仕組みがアプリケーション管理を変革すると言うと、大げさに聞こえるかもしれません。

しかし、昨年発生したCrowdStrike Falcon Sensorの更新不具合により、世界中で数千台規模のマシンが停止した事例を受け、多くの企業は、ISV に無制限な更新権限を与えることなく、最新のセキュリティアップデートを迅速に展開できる仕組みを求めています。

Cloudpaging AIは、まさにその要件を満たすだけでなく、必要に応じてコンテナを迅速かつ一貫性のある形でロールバックすることも可能です。

たとえばGoogle Chromeの最新版を即座に展開した後、必要な機能が利用できなくなったことに気づいた場合でも、数クリックで前のバージョンへ戻すことができます。

Cloudpager は、アプリケーション更新を高速かつ低リスクで実現します。
これは、いま企業に求められているアプリケーション運用の在り方そのものです。

Cloudpaging AI の活用例

Cloudpaging AI の使い方

Cloudpaging AI の具体的な利用方法については、Rory Monaghan による解説記事「How to Use Cloudpaging AI(英語)」をご覧ください。
サービスの活用手順がステップごとに紹介されており、アプリケーションの選択から展開までをわずか数分で行えることが分かります。

今後の課題は技術面的なものだけでなく、戦略面にもあります。AI を活用してチームを強化し、カスタマー・エクスペリエンス顧客体験を向上させる企業は成功を収めるでしょう。

AI を活用して起動開始スクリプトを生成したり、既存のスクリプトを改善したりする IT チーム は、そうでない企業チームよりも優位に立つでしょう。異常検知に AI を活用する企業は、人間でには到底提供できない不可能なセキュリティ・レイヤーの実現がもたらす恩恵を受けるでしょう。従業員の体験を分析するために AI を活用する企業は、従業員のデジタルワーク体験エクスペリエンスに有意義な変化をもたらすことができます。

AI を単なる純粋にコスト削減の手段として捉える企業は、ユーザーを遠ざけ、自社の長期的な成功を損なうリスクを負うでしょう。
企業 IT における AI の未来は、単なる自動化ではなく、拡張性にあります。この哲学を受け入れる組織こそが、デジタルトランスフォーメーションの次の波をリードすることになるでしょう。

製品についてより詳しく知りたい方は、下記より是非お問合せください。
https://www.tomorrow-net.co.jp/contact/

本ブログは下記の英語ブログの抄訳です
https://www.numecent.com/2025/04/08/introducing-cloudpaging-ai/

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この記事を書いた人

株式会社トゥモロー・ネット

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