Qeek Virtual Orchestratorとは?

仮想化基盤(VM基盤)を短納期・低コストで迅速に導入できる、オンプレミス型のアプライアンスサーバーです。初期導入のスピードに優れるだけでなく、将来的なリソース拡張が必要になった場合でも、1台単位で柔軟に増設可能なスケーラブルな設計を採用しています。これにより、ビジネスの成長や利用規模の変化に合わせて、無駄のない仮想化基盤の構築・運用を実現します。

こんな課題を解決

01

仮想化基盤を導入したいがハードルが高い

仮想化基盤の導入には、要件定義から始まり、ソリューションの比較検討、ハードウェアの選定・調達、さらにソフトウェアの導入や動作検証など、多くの工程と工数が必要となります。その結果、導入までに長い期間を要してしまうケースも少なくありません。

Qeek Virtual Orchestrator であれば、あらかじめ構築・検証された状態で納品されるため、煩雑な構築作業を省略し、導入期間を大幅に短縮することが可能です。

02

導入済みの仮想化基盤に課題があり、信頼できる移行先を探している

既存の仮想化基盤ソリューションにおいて、性能・運用負荷・拡張性・コストなどの課題が顕在化しているケースも少なくありません。しかし、基盤移行には安定性や将来性への不安が伴い、移行先の選定は容易ではありません。

Qeek Virtual Orchestrator は、仮想化基盤に求められる要件を網羅的に満たすとともに、豊富な導入実績を持つ信頼性の高いソリューションをバンドルしています。そのため、既存環境からの 移行先としても安心して選択できる プラットフォームです。

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クラウドのデータガバナンス・セキュリティ・コストに課題がある

クラウドの IaaS を利用すれば、比較的容易に仮想化基盤を構築・利用できます。一方で、すべてのデータをクラウド事業者に預ける必要があることや、通信トラフィックがインターネット回線を経由することから、データガバナンスや情報漏えいリスクの懸念を完全に排除することは困難です。また、GPU 利用など高性能なインスタンスを継続的に利用する場合、ランニングコストが高額になりやすい点も大きな課題となります。

Qeek Virtual Orchestrator は、自社専用サーバーとして導入できるオンプレミス型アプライアンスのため、自社のセキュリティポリシーを厳密に適用することが可能です。さらに、長期間利用する場合でも、クラウドのようにインスタンス利用時間に応じた課金は発生せず、主なランニングコストは電力費用のみとなるため、コストの見通しを立てやすい運用が可能です。

Qeek Virtual Orchestratorの特長と利点

01

少ない物理サーバーで、多数・多用途な仮想サーバーを運用可能

企業内には用途の異なる多くのサーバーが存在しますが、それぞれに専用の物理サーバーを用意すると、コストや保守の面で非効率になりがちです。Qeek Virtual Orchestrator は仮想化基盤として、1つの基盤上に複数の VM(仮想マシン)を起動・運用することができます。各 VM は独立した仮想サーバーとして利用できるため、最小限の物理サーバー構成でも、その性能が許す範囲で多数・多用途なサーバー環境を構築することが可能です。

物理サーバー台数を抑えることで、導入コストや日常的なメンテナンス負荷を軽減できるだけでなく、ハードウェア障害の発生リスクを低減できる点も大きな特長です。また、冗長構成を採用しているため、例えば仮想化基盤を構成する 4 台の物理サーバーのうち 1 台が障害により停止した場合でも、残りのサーバーに十分なリソースがあれば、VM を停止させることなく運用を継続できます。これにより、一部に障害が発生した場合でもサービスを止めずに運用できる、安定性と可用性に優れた仮想化基盤を実現します。テナンスの手間の削減、HW障害の頻度も下がるメリットがあります。

02

万が一のハードウェア障害に備えたトポロジー表示

Qeek Virtual Orchestrator は、安定した運用に必要な物理サーバーやネットワークの監視機能を標準で備えています。物理的な障害ポイントはトポロジーとして可視化されるため、システム全体の状態を一目で把握でき、万が一のトラブル発生時にも迅速な切り分けと対応が可能です。

また、Web UI による管理機能をはじめ、スナップショット、ライブマイグレーション、クラスタ構成など、仮想化基盤に求められる基本機能を網羅しています。

さらに、クラスタ運用に必要な共有ストレージを内蔵しているため、仮想化基盤とは別にストレージサーバーを用意する必要がありません。これにより、構成のシンプル化と運用負荷の軽減を実現します。

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簡単導入と高いセキュリティ・拡張性を両立

簡単に導入可能

ソフトウェアは工場出荷時にすべて構築・テスト済みの状態で提供されます。サーバーのラッキングやケーブル接続作業についても導入時に支援が可能です。ネットワークに接続するだけで、すぐに利用を開始できます。

スモールスタートからの拡張が可能

ソフトウェアは工場出荷時にすべて構築・テスト済みの状態で提供されます。サーバーのラッキングやケーブル接続作業についても導入時に支援が可能です。ネットワークに接続するだけで、すぐに利用を開始できます。

Qeek Virtual Orchestrator は、少数のサーバー構成から導入でき、利用状況や将来的な要件に応じて、基盤を段階的に拡張することが可能です。増設は 1 台単位で行えるため、無駄のないスケールアウトを実現します。

QeeK AI Orchestrator製品スペック

Qeek Virtual Orchestrator

Qeek Virtual Orchestrator は、最小 4 ノード構成から導入可能な仮想化基盤アプライアンスです。冗長構成を前提として設計されており、一部のサーバーに障害が発生した場合でも、残りのノードが処理を引き継ぐことでシステム全体の稼働を維持します。また、利用状況や将来的な要件に応じて、ノードを追加することで計算リソースを段階的に拡張することが可能です。これにより、スモールスタートから無理なくスケールアウトできる構成を実現します。

仕様数量補足
System2U rackmount1
CPUIntel Xeon 6527P 24Core 3GHz2
Memory64GB DDR5 RDIMM 6400 ECC REG8
Storage2.5” SATA SSD 960GB (OS領域)2ハードウェア RAID 1
2.5” SATA SSD 960GB (管理データ領域)1
2.5” U.2 NVMe 3.84TB (データ領域)3Ceph OSD
RAIDBroadcom 3908 raid card1
NIC4port 1GbE RJ451
4port 10GbE RJ451
4port 25GbE SFP281
TPMTPM 2.0 module1
Power Supply2000W Redundant power supplies1

GPUオプション (近日販売予定)

Qeek Virtual Orchestrator では、VM 基盤に GPU サーバーを追加 することが可能です。

これにより、GPU を必要とするワークロードを仮想化基盤上で効率的に運用できます。CAD や映像処理、AI・機械学習などの高負荷な用途にも対応でき、用途に応じた GPU リソースの活用が可能です。

仕様数量補足
System4U rackmount1
CPUIntel Xeon 6730P 32Core 2.5GHz2
GPUNVIDIA 6000 Blackwell max-Q4
Memory64GB DDR5 RDIMM 6400 ECC REG16
Storage2.5” SATA SSD 960GB (OS領域)2ハードウェア RAID 1
2.5” SATA SSD 960GB (管理データ領域)1
2.5” U.2 NVMe 3.84TB (データ領域)3Ceph OSD
NIC2port 1GbE RJ45 onboard1
4port 1GbE RJ451
4port 10GbE RJ451
4port 25GbE SFP281
TPMTPM 2.0 module1
Power Supply3200W Redundant power supplies1

 

製品のよくある質問

クラウドと比べて、セキュリティ面での違いは何ですか?

Qeek Virtual Orchestrator はオンプレミス型の仮想化基盤のため、IaaS や DaaS のようにデータをクラウド事業者へ預ける必要がありません。そのため、通信経路やデータ保管場所を含め、自社のセキュリティポリシーをより厳密に適用することが可能です。データガバナンスや情報管理を重視するお客様に適した構成です。

ハードウェア障害が発生した場合、データや仮想マシン (VM) はどうなりますか?

Qeek Virtual Orchestrator は冗長構成を前提としており、一部の物理サーバーに障害が発生した場合でも、残りのノードで仮想マシン (VM) の稼働を継続できる設計となっています。共有ストレージを内蔵しているため、仮想マシンのデータを保持したまま、安定した運用を継続できます。

最初は小規模に導入し、後から拡張することはできますか?

Qeek Virtual Orchestrator は冗長構成を前提としており、一部の物理サーバーに障害が発生した場合でも、残りのノードで仮想マシン (VM) の稼働を継続できる設計となっています。共有ストレージを内蔵しているため、仮想マシンのデータを保持したまま、安定した運用を継続できます。

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