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トゥモロー・ネットの「CAT.AI マルチAIエージェント for Voice」を北海道ガスがコールセンターのガス開閉栓受付業務に採用

音声とテキストを組み合わせた「マルチモードAI」とPBX連携により、正確な情報取得と円滑な受付対応を実現

株式会社トゥモロー・ネット(本社:東京都品川区、代表取締役社長:李 昌珍 以下、トゥモロー・ネット)は、北海道ガス株式会社(本社:北海道札幌市、代表取締役社長:川村 智郷、以下、北海道ガス)が、コールセンターにおけるガス開閉栓受付の対応力強化と、デジタル技術を活用した業務プロセスの最適化を目的に、AIを活用した自動化システム「CAT.AI マルチAIエージェント for Voice」を2026年2月に導入したことを発表します。これにより、ボットによる手続き完了率の向上を図り、利用者がストレスなく利用できる受付体制を実現します。

導入背景

北海道ガスでは、引越シーズンである2月から4月にかけてガスの開閉栓に関する入電が急増します。繁忙期と閑散期の業務量に大きな差があることから、繁忙期の人材確保や安定したサービス品質の維持が課題となっていました。同社はこれまでもボイスボットの活用を進めてきましたが、音声のみの対応では住所の聴取において誤認識が発生しやすく、受付完了後にオペレーターが確認のための架電やデータ修正を行う「後処理(平均5分/件)」が多数発生していました。

また、架電から手続き完了までに時間を要していたことで、利用者の負担が大きく途中離脱が発生しやすい状況にあったほか、発話とプッシュボタンの操作が混在し使いづらいという課題もありました。

こうした状況を受け、オペレーターの業務負担削減、および顧客体験の向上のため、ボイスボットの刷新を決定しました。

導入のポイント

「CAT.AI マルチAIエージェント for Voice」の以下の点が評価され、今回の導入に至りました。

  • PBXとのSIP接続で電話番号情報を連携: 同社の導入するPBXとSIP接続を行うことで、内線通話が可能になり、通話料のコスト削減に繋がります。また、PBXからCAT.AI、さらにオペレーターへの転送時に電話番号情報が引き継がれるため、再度ユーザーに電話番号を聞き取る必要がなく、スムーズな応対を実現します。
  • マルチモード対応による確実な情報取得: ボイスボット(音声対話AI)とチャットボット(テキスト対話AI)が同時に使える「マルチモードAI」で、住所や氏名の漢字入力情報をチャットで視覚的に補完します。これにより、正確に取得・照合できるとともに、利用途中での離脱を防ぎ、手続きのボット完了率を高めます。

これらの機能により、従来は有人対応が必要とされていた工程をボットで自動化し、オペレーターの対応時間を削減するとともに、コールセンターの運用コスト最適化を実現します。また、安定した受付対応を可能にすることで、利用者がスムーズに手続きできる環境を構築します。

今後は、今回のガス開閉栓受付での「CAT.AI マルチAIエージェント for Voice」導入の実績をもとに、さらなる業務効率化とサービス品質の向上を目指して、電気契約の受付など対象業務の拡大を検討する予定です。

利用イメージ

  1. 電話をしながらショートメッセージにスムーズに移行(チャットとボイスを同時利用)
  2. ショートメッセージを開封した様子
  3. ご利用開始サービスの選択
  4. ガスを開栓する住所・ご使用者様の情報を入力。住所や氏名の表記など音声だけでは
    誤認識が発生する可能性のある部分はテキスト入力で確実な回答を誘導
  5. ご利用開始の日程を選択

北海道ガスについて

積雪寒冷地である北海道に根差す企業として、「エネルギーと環境の最適化による快適な社会の創造」を目指しています。総合エネルギーサービス事業を通じて、機能的で効果的な省エネルギーの実現を訴求し、低・脱炭素化に向けた取り組みを推進しています。
https://www.hokkaido-gas.co.jp/

「CAT.AI」(Customer Agent of Tomorrow AI)について

CAT.AI(キャット・エーアイ)は、「ヒトとAIの豊かな未来をデザインする」をビジョンに開発された、企業向けAIコミュニケーションプラットフォームです。ボイスボットとチャットボットを統合した「CAT.AI CX-Bot」をはじめ、6つのサービスで構成され、あらゆる顧客接点に対応します。独自の自然言語処理(NLP)技術、柔軟なシナリオ設計、ノーコードのUIにより、自然でストレスのない対話体験を実現します。

2025年7月には新サービス「CAT.AI マルチAIエージェント」が登場。複数の専門AIエージェントが連携し、複雑な業務や問い合わせを並行処理することで、金融・保険・行政など、高い業務精度が求められる分野にも対応可能となりました。

CAT.AIは、独自のCX理論と先進AI技術を融合し、顧客満足度の向上と業務効率化を両立するエフォートレスなCXを提供します。
https://cat-ai.jp/

トゥモロー・ネットについて

トゥモロー・ネットは、AIで新しい社会を創る「Visionary AI Orchestrator」として、AIに関するインフラ、プラットフォーム基盤、アプリケーション、サービス、ユーザーインターフェイスにおいて最適なAI環境の導入を支援するトータルAIソリューションカンパニーです。創業以来培ってきた豊富なインフラ導入実績を活かしてGPUサーバーを含むAI基盤の選定・運用から、自社開発のチャットボット/ボイスボット、生成AI連携、マルチAIエージェントといった最先端のAIソリューションを用いたITシステムの構築を一気通貫で提供します。社会インフラ、金融、流通、コールセンターや行政サービスなどあらゆる分野におけるAIニーズをサポートし、社会をよりよい未来へ導くことを目指しています。
https://www.tomorrow-net.co.jp/

本リリースに関するお問い合わせ先

株式会社トゥモロー・ネット ビジネス企画部門

メールアドレス tmn.press@tomorrow-net.co.jp

※記載されている会社名、製品名、サービス名は株式会社トゥモロー・ネットまたは各社の商標もしくは登録商標です。