2018.11.16

サポートにて使っている小技なスクリプト

ITサポート事業部のAsanoです。
Blogの更新は今回が初めての新人です。
よろしくお願い申し上げます。

さて、今回はサポートにて使っている小技なスクリプトなどをお話ししたいと思います。

昨今はHDD自体の容量も増えましたが、サーバ自体へ搭載数も増えております。
60台や90台と増えていく一方ではありますが、サーバへ取り付けとなりますとHDD搭載だけでも一仕事となります。
(HDDもプラッタが増え重いですしね。)

性能確認や動作確認に行った後、HDDのフォーマットをし次の検証へ備えるわけですが、
1台や2台ならまだしも、それが60台や90台となると・・・。

Windowsでの検証の場合『ディスクの管理』からディスク0、ディスク1と番号が表示されるのですが、
90台ともなると、さすがに表示にかなり待たされます。

ドライブを1台ずつ選択してフォーマットを行うことを想定すると現実的な方法ではありません。
Diskpartを使用しても『list disk』コマンドでも同様に待たされますが、まとめて行うならば『Diskpart』が一番です。

さて、『Diskpart』で初期化するコマンドがこちら。

DISKPART> select disk 0  //0はディスク番号 ディスク 0 が選択されました。 DISKPART> clean DiskPart はディスクを正常にクリーンな状態にしました。

もちろん、ディスク番号は常に固定ではなく環境下によって異なる為、
事前に確認してからとなりますが、GUIよりは楽です。が、
更に手間を省きたいと思い『Diskpart』のオプションを見ていると『/s』の文字が。

これは、

Diskpart /s <コマンドテキストファイル>

の組み合わせで使用できる為、予め90台分のコマンドを入力したテキストファイルを用意すれば
1回で済みます。

◆コマンドテキストファイルの中身

select disk 0 clean select disk 1 clean ・ ・ ・ select disk 89 clean

HBAの場合はこういった方法で、削除して手間を減らしています。
日常的にDiskpartを使う場合、こういったアプローチを検討してみてはいかがでしょうか。

最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。

 

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