RMAの保証対象外について
ITサポート事業部のTokunariです。
現在、修理・サポート対応業務を担当しております。
今回、サーバのパーツ単体のRMAの保証対象外となるものについてお話しようと思います。
まず「RMA」というものですが…
業界によっては定義が変わりますが、主にメーカーへの修理依頼のことを指します。
メーカー/代理店によってルールも異なりますが、メーカー保証期間内の故障でも、場合によっては
有償になってしまうケースがあります。
パーツの取扱いには注意していてもうっかりやってしまう破損等もありますよね。。。
そこで「こんなところを注意したい!」というその一部について事例などをご紹介します。
まず、メジャーな問題としてはM/BのCPUソケットピン曲がりがあります。
こちらは非常にわかりやすい事例ですね^^; ↑
こういったピン曲がりは自損となるため、当然メーカーの保証対象外となります。
こちらはM/BのオンボードVGAのD-Sub15Pinのコネクタ曲がりの事例です。 ↑
一瞬、ん??となりますが、よく見ると斜めに曲がっています。
曲がってしまう原因は多々ありますが、D-sub15Pinケーブルの取付時に押し込みが強すぎて曲がってしまったり、
輸送時の梱包不良により曲がってしまった等が考えられます。
非常にデリケートなコンポーネントのため、取扱に要注意となります。
こちらは3.5インチHDDの裏面の基板部分の傷となります。 ↑
基板部分にやや深めの傷が入っているため保証対象外の判定となったようです。
ただ、この場合は硬いものの上に置く等、粗雑に扱われたと思われる結果なので、自損となってしまうのは
仕方ないかもしれませんね。。。
こちらの事例はちょっと信じられませんが、HDDの天板にできた目立つかすり傷です ↑
これが保証対象外判定となってしまうとのメーカー判断でした><;
これも正直信じられない部類ですが、ネジ止めミスで付いた傷が保証対象外判定となるとのことでした><;;; ↑
上記2ケースのように配線が切れている・チップなどが破損している等の明らかな自損ではなく、不具合の直接の原因ではなさそうな僅かな傷でも厳しいメーカーでは保証対象外と判定されてしまうことがあります。
電子部品ですので、可能な限り丁寧に扱うのは基本ですが、ちょっとした事で傷などは付いてしまうと思います。
パーツを置く、しまう等を行うときは静電袋に入れる・スポンジの上に置く等をして十分なケアをしておきたいですね。
以上、パーツの取扱いで気を付けたいことでした。
当社ではパーツの取扱いの質問等も承っております。
どうぞお気軽にお問い合わせください。
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