デスクトップワークステーション向けの究極のAIと
グラフィックスパフォーマンス
NVIDIA RTX™ 6000 Adaは、あらゆる業界で最高のパフォーマンスと信頼性を求めるプロフェッショナル向けに設計されたワークステーショングラフィックスカードです。RTX 6000は、ハイエンドデザイン、リアルタイムレンダリング、AI、および高性能コンピューティングワークフローに不可欠な比類のないパフォーマンスと機能を提供します。
製品の特長と利点
01
NVIDIA Ada LovelaceアーキテクチャベースのCUDAコア
単精度浮動小数点(FP32)演算が前世代の2倍に高速化され、デスクトップにおける複雑な3Dのコンピューター支援設計 (CAD) とコンピューター支援エンジニアリング(CAE)などのグラフィックスやシミュレーションのワークフローのパフォーマンスが大幅に向上しました。
02
第3世代RTコア
前世代と比較して最大2倍のスループットの第3世代RTコアにより、動画コンテンツのフォトリアルなレンダリング、建築デザインの評価、製品デザインの仮想プロトタイピングといったワークロードで大幅な高速化を実現します。このテクノロジーにより、レイトレーシング使用のモーションブラーレンダリングも高速化するため、ビジュアル精度が向上します。
03
第4世代Tensorコア
第4世代TensorコアはFP8データフォーマットを採用して前世代の2倍以上のAI性能を発揮し、RTX搭載AIワークステーション上で直接、迅速なモデルのトレーニングと推論が可能になります。
04
48GBのGPUメモリ
48GB GDDR6メモリを搭載したRTX 6000は、データサイエンティスト、エンジニア、クリエイティブなプロフェッショナル向けに、レンダリング、データサイエンス、シミュレーションなどの膨大なデータセットやワークロードを使用する作業に必要な大容量メモリを提供します。
05
AV1エンコーダー
AV1エンコーディングと共に第8世代の専用ハードウェアエンコーダー(NVENC)を備えたことで、ストリーマー、配信者、ビデオ会議の新しい可能性を解き放ちます。H.264より40%効率が向上したため、1080p でストリーミングしているユーザーは、ビット レートと品質を変えることなく、ストリーミングの解像度を 1440pまで上げることが可能です。
06
仮想化対応
NVIDIA RTX仮想ワークステーション(vWS)ソフトウェアをサポートすることで、個々のワークステーションを複数のハイパフォーマンスな仮想ワークステーションインスタンスとして使用できるため、離れた場所にいるユーザー同士がリソースを共有し、ハイエンドのデザイン、AI、コンピューティングのワークロードを実行することが可能です。
製品の活用例
3Dモデリングとレンダリング
RTX 6000 Adaは膨大なGPUメモリと演算性能により、複雑な3Dモデリングや高品質レンダリングを効率的に実行します。
AIトレーニングと推論
高性能TensorコアでAIモデルの学習や推論を加速。生成AIや機械学習の開発環境に適し、生産性を大幅に高めます。
シミュレーション
流体力学や構造解析などのシミュレーションを短時間で実行可能。製造業や自動車分野で設計検証の効率化を支援します。
製品スペック
| RTX 6000 Ada PCIe | |||
|---|---|---|---|
| GPUメモリ | 48GB GDDR6 | メモリーインタフェース | 384-bit |
| メモリー帯域幅 | 960 GB/s | エラー訂正コード(ECC) | Yes |
| NVIDIA Ada Lovelace アーキテクチャベースの CUDA コア数 | 18,176 | NVIDIA 第4世代 Tensor コア | 568 |
| NVIDIA 第3世代 RT コア | 142 | 単精度演算性能 | 91.1 TFLOPS |
| RT コア性能 | 210.6 TFLOPS | Tensor 性能 | 1457.0 TFLOPS |
| システムインタフェース | PCIe 4.0 x16 | 消費電力 | 総ボードパワー: 300 W |
| サーマルソリューション | アクティブ | フォームファクター | 4.4” H x 10.5” L, デュアルスロット, フルハイト |
| ディスプレイコネクター | 4x DisplayPort 1.4a | 最大同時ディスプレイ表示 | 4x 4096 x 2160 @ 120 Hz 4x 5120 x 2880 @ 60 Hz 2x 7680 x 4320 @ 60 Hz |
| 電源コネクター | 1x PCIe CEM5 16-pin | エンコード/デコードエンジン | 3x エンコード, 3x デコード (+AV1 エンコードとデコード) |
| NVIDIA NVLink | No | ||
製品のよくある質問
GPUサーバーはNVIDIA認定を受けていますか?
はい。NVIDIA認定済みのGPUサーバーを提供しています。
サーバーのサイジングに協力していただくことは可能ですか?
はい。用途や希望スペック、ご予算などをヒアリングさせていただき、最適なものを提案いたします。
スペックの細かなカスタマイズは可能ですか?
はい。ご希望があればCPU、メモリー、ストレージ、ネットワークなどを細かくカスタマイズ可能です。サーバー本体や搭載するGPUにより推奨構成があるため、まずはご希望をお伺いさせていただきながらご提案いたします。
価格について教えてください。
構成に応じてパーツが変わるため都度お見積りいたします。ご相談ください。
既存のワークステーションでもRTX 6000 Adaは使えますか?
電源容量・筐体サイズ・冷却能力を満たしていれば利用できます。導入前に電源(850W以上推奨)とスペースの確認をおすすめします。
RTX 6000 AdaはAI開発やLLM用途に向いていますか?
はい。第4世代Tensorコアにより、学習・推論ともに高速化します。特に画像生成、動画AI、LLM推論環境で効果があります。
RTX 6000 Adaは最新の生成AI(Stable Diffusion、ComfyUI)には適していますか?
はい。48GB VRAMにより、超高解像度生成や複雑なノード構造のワークフローでも余裕を持って処理できます。
RTX PRO 6000 Brackwellとの違いは何ですか?
RTX 6000 Ada と RTX PRO 6000 Blackwell の違いは、GPUの世代・性能・メモリ容量にあります。
RTX PRO 6000 Blackwell は最新の Blackwell アーキテクチャを採用し、96GBメモリと高い処理性能が特長です。
一方、RTX 6000 Ada は 48GBメモリ・300Wの省電力設計で、ワークステーションに導入しやすいモデルです。
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大規模データの学習中に落ちることはありませんか?
48GB VRAMとECC対応により、大容量データを扱う作業でも安定性が高く、クラッシュのリスクが低い設計です。
導入後のトラブルが心配ですが、サポートはありますか?
プロフェッショナル向けのNVIDIA Enterpriseドライバーに対応しており、安定した運用とサポートが受けられます。
将来のAIワークロードにも対応できますか?
はい。Ada世代のTensorコアは最新LLMや生成AI向けに最適化されており、今後数年のAI需要にも十分対応できます。
ワークステーションごと導入することはできますか?
はい。対応筐体・電源・冷却設計のモデルとセットで購入することで、安定稼働が見込めます。
保証・サポート
導入時のサポート
HW選定のご相談から組み立て、ラッキングまでサポートいたします。 ご要望によりOS導入・初期設定・各種ソリューションの構築も対応可能です。 記載の無い要件であっても対応可能なケースがございます。