こんにちは、ソリューション事業部のakiniwaです。

私は古くからパソコンと付き合っていて、早30年位になります。

来年から自分がハードウェアとの関わりが増えることになるので、コンピュータというものについて思い返してみました。

最初にコンピュータを意識したのは、学校帰りに「マイコン」というものが世の中には有って、それを使うとゲームが作れるという子供の中の噂話でした。そのころはまだファミコンも無く、家庭で遊べる電気を使うゲームというとLSIゲームと呼ばれたピカピカ光るキャラクタを上下に操作する物や、ゲームウォッチという小さな液晶の中のキャラクタを動かすもので、今のテレビゲームのようにテレビに映るゲームを自分が作れるなどという事は想像もできませんでした。

そうこうしていると、近所の友達がPC-6001というNEC製が販売した最初の家庭向けパソコンを買ってもらいました。
カセットテープからプログラムを読み込んで、そこに記録されたゲームが動くのを見たときの感動を覚えています。まだ、フロッピーディスクは高級なものでした。

その後、パソコンは色々と進化したように見えますが、基本はあまり変わりがないというのが実際の印象です。

CPUは命令セットの追加や拡張、クロックの高速化・多コアやマルチスレッド制御などの拡張がありましたが、結局のところ処理する頭を増やしてそれをぶん回すというやり方に変わりはありません。昔からCPUは多い方が複数の作業が可能で、クロックは早くするに越したことはありません。

昔は、集積技術が低かったので、サーバーと言っても1つのパソコンに2つのCPUを搭載するというのが限界でしたが、今では1つのCPUに24個のコアを載せて、これをマルチスレッドにして48の命令を同時に実行できるまでになりました。
また、CPUのクロックも80286の頃の10メガヘルツから今では4ギガヘルツと単純に比べると数万倍以上のスピードで動作するようになっています。
CPUとメモリや、周辺機器とのインターフェースを接続するためのバスのスピードも規格が変わる毎にどんどん速くなっていきます。

CPUの処理スピードが上がり、メモリ空間も十数年前では考えられないほどのサイズになり(PC-98は640Kバイトでした!)、記憶装置もフロッピーディスクからハードディスクが標準になり、これもSSDに変わろうとしています。

ですが、コンピュータ自体がやっていることは昔も今も変わりません。

結局、記憶装置からプログラムを読み込んで、それを主メモリに展開して、CPUが命令を逐次実行するという動作は、コンピュータが生まれてから今までずっと変わっていません。

コンピュータがやっている事は変わりませんが、人間がコンピュータで出来ることは飛躍的に変わりました。

最初はコマンドラインと文字ベースのプログラムをスタンドアローンで実行することしかできませんでしたが、今では4Kグラフィックを使ったゲームや、無限に近く増設できるストレージにデータを保存し、収集したデータをGPUを使ったディープラーニングで今までは数日掛かっていたシミュレーションや予測計算を数分で行えるようになりました。

コンピュータは進化はしてないかもしれませんが、進歩はしていますね。

この先、コンピュータがやることは基本的に変わりませんが、人間がコンピュータを利用する方法は性能の向上に比例して今想像している以上の事ができるようになるのではないでしょうか。

今後ともソリューション事業部をよろしくお願いいたします。