こんにちは、クラウドソリューション事業部の Yuki です。

今回は3月1日に詳細が明らかになるらしい(?)Open 19 Project について少しご紹介いたします。

おさらい OCP、OCS、Yandex、Scorpio

皆さんも良くご存知だと思いますが、Facebook社が提唱するOpen Compute Project (OCP)は、スケーラブルなコンピューティングにとって、最も効率の良いサーバー/ストレージデータセンターなどのハードウェアを設計し提供していくためのエンジニアコミュニティですが、その他OCS(Microsoft), Yandex(ロシアのSP), Scorpio(アリババ)等インターネット事業者が独自で推進しているプロジェクトも数多く存在します。

ご参考までに各規格をまとめてみました

*Rack Management controller

 

OCS以外は全て21インチラック対応となっており、日本で普及しない1番の理由はここにあります。

その他電源の問題(CPUの消費電力にも因りますがRackにサーバをフル搭載すると軽く15KVA~30KVAを使う)、フロアの耐加重制限、エアフロー等も導入が進まない原因のひとつではないかと考えます。

そもそもUSやヨーロッパなど面積や電源を気にしない、体育館のようなDCに設置する事が前提で創られた規格ですので当然ですよね….

 

そこで Open 19 Project ?

Open19プロジェクトはLinkedInが主体となり開始されました。

彼らの目標は非常に明確で、効率化とコスト削減を実現するために既存の19インチのラックを使用できる環境でオープン化を図りたいと言う思いから実現されました。

 

以下Open 19 Projectの概要です。

  • サーバ、ストレージ、およびネットワーク用の19インチラック環境に対応できるオープンスタンダードを作る。
  • ラック構築コストを最適化する。例えばサーバ本体以外の部分(ケーブル、PDUなど)を50%削減する。
  • ラック構築時間を従来より2〜3倍短縮する。
  • 要件と量を合体できるエコシステムを構築する。

 

彼らはこのソリューションが、大規模、中規模、および小規模の全てのデータセンターに適用可能であると提唱しています。

サーバベンダーとしても既存の19インチ製品を流用できるので、余分な開発コストを掛けずプロジェクトに参加できるのが良いですね。

詳しくは下記をご参照下さい。

http://open19.org/

当社の取り組み

Open 19 Projectの実態が更に明らかになれば具体的にどんなメリットが提供できるのか調査しご報告いたしますが、これ以外でも弊社では既存の19インチラックをベースに更に高密度、低消費力でお使いいただける製品郡を展開しております。

具体的には今年の6月に開催されるInterop(インターロップ)Tokyo 2017でお披露目できると思います。

どうぞお楽しみに!!